常備隊隊員数の規則を定む(原文:ひらがな化、一部新字体化、不明文字あり)
三年二月十十日
常備隊隊員数の規則を定む
兵部省達各藩
兵制は天下一途に無之ては不相叶は勿論の儀に付先般兵学寮■設置近々各藩へも入寮■差許一定の制式に相帰候様御運ひ相成候得共即今常備の■編隊員数別紙の通御規則■相定候此段相違候事
一 歩兵隊
六十名を以て一小隊とす二小隊を以て一中隊とす五中隊を以て一大隊とす則十小隊
但■導以上諸有司右定員の他たり
一 砲兵隊 野戦山用
砲二門を以て一分隊とす三分隊を以て一隊とす則砲六門
一 兵士年齢は十八歳より三十七歳迄たるへき事
但是迄の隊士中三十七歳以上と雖も其人により強壮の者は格別之事
一 練兵式之儀は先つ是迄相用来候式にて不苦候事
一 石高一万石に付一小隊の割合を以可相定候事
一 士族卒族の他新に兵隊取立候儀被相禁候若万石一小隊之割合に不足候は■其㫖兵部省へ伺出差図を受可取計事 衆規■■
(国立公文書館:常備編隊員数ノ規則ヲ定ム)
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